各種動産の相続手続き・名義変更
- 2019.07.30
- 事後各種手続
自動車の相続(名義変更)
故人から自動車を相続するときは、相続人の名義にするために移転登録という手続きが必要になります。
売却したり廃車にする場合でも、基本的には、故人からいったん相続人の名義にする必要があります。
相続人への名義変更は、ナンバープレートを交付している管轄の陸運局に移転登録の申請書を提出する必要があり、その他、車検証・自動車税申告書・相続関係を証明する戸籍謄本・遺産分割協議書等の添付書類もあわせて提出する必要があります。
なお、自動車の相続についても、不動産や金融資産等と同様に、相続人全員でどのように相続するか決める必要があります。(遺産分割協議)
ゴルフ会員権の相続(名義変更)
ゴルフの会員権も相続の対象になります。
相続手続きは、一般的には届出書・相続関係を証明する戸籍謄本・遺産分割協議書・相続人全員の印鑑証明書等を求められることが多いようですが、各ゴルフ場によって異なるので直接問い合わせる必要があります。
リゾート会員権の相続(名義変更)
リゾート会員権も相続の対象になります。
ゴルフ会員権と同様、相続手続きは運営会社によって異なるので直接問い合わせる必要があります。
リゾート会員権によっては、共有でリゾートホテルやリゾートマンション等の不動産の所有権を持っていることもあるので、その場合は不動産の名義変更(登記)も必要になります。
行政書士 中村直人
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